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当センターから何名かは、働きはじめて半年が経過したあたりで社会の壁にぶつかる人もちらほら出てきました。

慣れてきた頃が一番あぶないって言いますからね。油断大敵です。

社会の壁といっても、仕事の悩みから対人関係の悩みまで多岐にわたります。

一生懸命頑張ったとしても、社会はそう甘くはないというのが現実だったりします。そのことは、働いているみなさんが身近に感じていると思います。

やってもやっても報われない、評価されない毎日に、時に嫌気が差すことだってあると思います。

ただそんな中でもやるべきことをやって、今の自分自身と必死に向き合おうとする姿には心を動かされます。

自分ももっと頑張らないと、そんなふうに励まされます。

 

果たしてこれでよかったのだろうかと心配になることも

あのときもっとこうすればよかったと後悔することも

どちらがいい選択かで迷うことも

すべて、すべてにおいて、それは「今の自分にしか出会えない体験」だと思います。

 

嫌になって逃げ出した経験も

失敗をして落ち込んだ経験も

なにもかもうまくいかず喜べない経験も

すべては、次の自分に出会うための出来事だったりします。

良いことが自分自身のためになるとは限らないと思います。

そんなとき、気の持ちようが大事であるといいます。

別に前に進まなくても、後ろに進んだっていいと思っています。

なにが大事かはその時々で取捨選択を行えばいいと思いますし。

物事に取り組むときの今の姿勢について考えることさえしていければ、物事は案外思い通りの結果になったりもします。

 

作業スピードを上げたい

作業を覚えたい

働き続けられるように対人関係をうまく築きたい

いろいろな想いがあると思います。

 

現状を良くしていこうと必死に行動するのは大変素晴らしいと思います。

わたし自身も現状に満足せず、良くしていきたいという気持ちはどこかであります。

もちろん、急がず・焦らず・慌てずをモットーに取り組むようにしています。

 

人は感情の生き物です。

 

野生動物のように本能的に生きている人なんて、ほとんどいないような気がします。

本能的に生きるには、この世はあまりにも便利になっているからです。

食べることに困りませんし、着ることにも困りません。それに、安全な住居にも困ることはないと思います。少なくともわたしが知る限りでは、ですけど。

 

その時代では意識を向けてやらないといけなかったことも、テクノロジーの発展とともに物事の多様性もどんどんうまれてきているのが、今の時代です。

 

わざわざ料理を作らなくても冷凍食品があります。コンビニ弁当だってあります。栄養が偏ってしまうイメージも、今では栄養バランスが考えられた商品がコンビニやスーパーなどで販売されていたりします。

世の中が便利になる一方で、もちろん失われるのもあります。

それは先ほどの料理の例であげるなら、作るという工程の部分になります。

料理は脳の活性化に良いとされています。老化を防止する習慣になるとも言われています。

そんな中でも、料理を作る楽しさという一見すると手間に感じるようなことでも、案外大事と思える部分が奪われてしまいます。物は考えようではありますが……。

レンジでチンをする行為に、少なくともわたしは楽しさを見出したことは一度もありません。(笑)

ただ便利なことに間違いはありませんけど。

 

得るものがあれば失うものもあって、物事は常に表裏一体のように思います。

 

悲観的に考えることも、楽観的に考えることも、どちらもその時抱いた正しい今の自分の気持ちであると思います。

なにをもって正解なのかは、その時々の自分に尋ねてみること。

時間(とき)に身を委ねてもいいと思いますが、答えを他人に委ねることだけは、それは責任を押し付けているようなものです。結局、答えは自分のなかにしかないものです。

それが正直に生きるって意味なのかなと思ったりもします。

 

30代の若造が人生を語ることなんておこがましい行為ではありますが、わたしにしか語れない人生のごく一部分について、この場を借りて書き綴ってみました。

 

みなさんには、そのときに抱いた感情にもっと目を向けてほしいと思っています。そして、拾い集めた言葉でなにかプレゼントすることができたらと思います。

職業柄というのもありますが、働くという答えのない物事に考えを巡らせ、たまには脳みそいっぱいに汗をかくのもいいなと思いました。

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